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毒サラダ

春ニレ/ベアラウフ 長くて暗い冬が終わると、ウィーンの森や林には一斉に緑が現れ始めます。そしてこの緑と共に、プンと刺激の強い香りが辺りに漂い出します。これが日本人に春ニレ、オーストリア人には森のニンニク (Waldknoblauch) などと呼ばれているベアラウフ (Baerlauch / allium ursinum) で、春の野草として食卓を賑わせてくれます。
勿論これはラプンツェルと同じくスーパーや市場で買えるのですが、新鮮で安いベアラウフを食したいという人は森でこの野草を摘んで来ます。これで散歩と夕飯の材料集めが1度にできて一石二鳥なのですが、ちょっとばかり問題があったりします。

ドイツスズラン と言うのも、このベアラウフにそっくりな毒草がやはり森のあちこちに生えているのです。それが左の写真のドイツスズラン (Maigloeckchen / convallaria majalis) やいぬサフラン (Herbstzeitlose / colchicum autumnale)。こちらは無味無臭であるため、食べても気づかないという厄介な代物だったりします。いや、私が試食してみたわけではなく、新聞にそう書いてあっただけの話ですが。
いぬサフランもドイツスズランも花だけ見れば少女のように可憐なのに、内に毒を秘めているところは手練れくのいちのようです。そんなわけで、毎年春になると旬の味を楽しむつもりが病院行きになったり、ひどい場合はあの世に行ってしまう事故が後を絶ちません。毒草にあたってもコロッと死ねるならいいですが、色々苦しいようです。苦しいのがイヤな人は気をつけましょう。

いぬサフラン さて、肝心のベアラウフの味ですが、別名の通りニレのようなニンニクのような強烈な味です。私はこれをサラダで食べるものだとばかり思い、生の葉っぱに醤油をかけて食してみたのですが辛くて目が飛び出ました。結局3枚食べてギブアップ。後で調べてみると、生食する際には何かのサラダにこの葉っぱをちょこっと入れるだけで十分のようです。こちらの人々はこれをポタージュスープにしたり、肉団子に入れたりして食べているようで、生の葉っぱだけを食べるのは無謀な行為だったかもしれません。
結局純日本的解決法として私はこれを味噌汁に入れてみたのですが、少し熱を通しただけなのに香りが飛んでしまい、何とも味気ない味噌汁になりました。どうやら味噌汁とベアラウフの相性はよくない模様。

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(C) Hana 2003 ウィーン今昔物語