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王宮礼拝堂 (Burgkapelle)

後ろから突き出した王宮礼拝堂の内陣

この礼拝堂は1447年から1449年にかけて皇帝フリードリッヒ三世の命によってゴシック様式で建てられた。その後18世紀に行われた増築の際ルイス・フォン・モントイヤーによって礼拝堂の内装も外装もバロック様式に変えられた。現在ゴシック様式の名残はわずかに内陣の先端部分に残されているのみである。(この礼拝堂そのものがスイス宮の一部として宮殿に組み込まれてしまったため、ゴシック様式の内陣先端だけが南西方向に突き出すようにして現在もそのままの姿を保っている。これはスイス宮中庭を通ってヨーゼフ広場へと抜ける途中、右側に見ることが出来る。)一廊式のこの礼拝堂内にはモントイヤーの作のよるバロック様式四階建ての桟敷や新ゴシック様式の説教壇などがある。また礼拝堂創設とほぼ同時に作られたとされている13体の木像はこの時に白く漆喰でコーティングされた。大祭壇には18世紀後半に青銅で作られたキリストの十字袈像が、その左側の祭壇には16世紀前半にモントイヤーによってデザインされたマリアと子供の像が飾られている。
また、この礼拝堂では伝統的な教会音楽が今日でも演奏されている。毎週日曜日の朝はここで有名なウィーン少年合唱団がウィーンフィルハーモニーの伴奏に合わせて美しい歌声を披露してくれる。詳細情報はこちら


スイス宮内に組み込まれた王宮礼拝堂

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